耐震補強工事
1981年(昭和56年)建築基準法施行令により、新耐震設計基準が誕生しました。
その後、1995年(平成7年)兵庫県南部地震発生後、その教訓を活かし、同年の12月に耐震改修促進法が施行され、1981年(昭和56年)以前の建てられた建物には耐震診断が義務づけられました。
そこで、当社では、対象となる建物の所有者及び管理者に対し耐震診断を勧め、必要に応じて耐震補強工事を実施しております。
当社は、構造計算書偽造問題などで、高いモラルと自己管理能力を強く求められている現状から、建築士事務所の唯一の法定団体である「東京都建築士事務所協会」に入会しており、業務の適正な運営や、建築主の利益の保護や公共の福祉の増進に寄与するように努めております。
当社の耐震補強工事は、主に以下の工法を使用しております。
・耐震壁工法
既存壁の厚さを増したり、開口部に壁を増設することで、耐震と剛性を向上させます。
・鉄骨ブレース工法
開口部等に鉄骨ブレースを設置することで、耐力とねばり強さを向上させます。
・外付鉄骨ブレース補強工法
建物外部に補強部材を配置することで、耐震性能を向上する方法で、内部での
施工が無いため、部屋内は通常通りに使用できます。
・柱巻き補強・スリットを設置
柱のねばり強さ(靭性)を改善するする方法。